全長調整式車高調とストロークの関係 |
これがセッティングする上で最大の落とし穴になります。
確かに減りません・・・ダンパーのロッドストロークは・・・。
しかし、車高調の全長が短くなると言う事は、サスペンションアームがストロークする量が減るのです。
これがある意味、全長調整式車高調の最大のデメリットであり、車高を下げた時に起こるコーナリング時のインリフトの主原因になります。
もちろん全長調整にはメリットが多々あります。
その最たるは、スプリング(レート、プリロード、ストローク)と車高を独立してセッティングが出来るという事。
つまり、スプリングを車高の制約無しにセッティング出来るという事です。
このメリット&デメリットを十分理解した上でなければ全長調整式車高調のセッティングは思い通りに行かないでしょう。
スプリングレートや減衰力によるセッティングに加え、このストロークのセッティングが重要な意味を持つからです。
ちなみにうちのS2000のリアはこんな感じ
この1G状態から・・・
これ位伸びます。
タイヤ位置でのリバンプストロークは約85mmです。(バンプは約30mm)
この車高とスプリングレートでこれ程伸びる脚ってなかなか無いですよ♪