車高調の基本的な事④ |
やっと全長調整式車高調です・・・この2つ・・・車高は同じです。
もちろんダンパーやスプリングは同一のままで、「G=H」の場合です。
今までの説明を理解していれば簡単に納得出来るはずですし、「当然だよ!」と思うはずですが、一番初めにこれを出していたらどうでしょうか?(笑)
左の方が1G基準からのリバンプストロークが多くなり、バンプストロークは少なくなります。
右はその逆ですね。
どちらが良いとか悪いではなく、狙いに合わせてコントロール出来るというのがポイントです。
そしてこれが本当の全長調整式車高調の使い方なのです。
「スプリングのセット長(有効ダンパーストローク)」と「車高」と「サスペンションストローク(タイヤ部分でのストローク)」の3要素を任意でコントロール出来るのです。
(全てを説明するにはツインスプリング仕様の方が適していると思いこちらを例に挙げましたが、シングルスプリングでも同様です!)
「車高は変えたくないがあと10mm足を伸ばしタイヤを接地させたい!」という場合どうすれば良いか?
・・・もうお分かりですね!?
つづく